2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

FemDomカップルの心理




はじめにお断りしておきます。今回は理屈っぽいです。

あるFemDomのカップルが、スパンキングを行っているとします。もちろん、叩くのは女性で、叩かれるのは男性です。
女性は相手に攻撃を加えることに興奮を覚え、男性は自分が攻撃されることに性的興奮を覚える・・・SMプレイはそのように考えられますが、実際は、そう単純ではありません。SMは、相互作用であり、相手との関係が常に重要な要素です。
女性は相手が苦しんでいるのが楽しい。しかし、相手を殺したり、不幸にしたいと望んでいるわけではない。むしろ、相手がそれを望み、満足しているからこそ、安心して心いくまで相手を攻撃できるのです。
パートナーをこっぴどくやっつけようとしながら、その心の奥では、パートナーを満たしてやろうという気持ちが働いているのです。
いわば、ミストレスの女性の心理は、表層、深層の二重構造だと言えるのです。
一方のM男性の方も、同様、いや、もっと複雑です。
厳しいスパンキングに、尻は真っ赤、熱く燃えるように痛みます。
「お願いします。もうお許しください。」
必死に懇願します。ほとんどの場合、これは本気ですね。
しかし、心の奥の方では、責められている、いじめられている自分にすごく興奮しているのです。
自分が苦しんでいる状況を肯定しているのです。自分をひどくいじめて、苦しめてくださいといっています。
そして、その奥には、さらに違った意識が存在します。
それは、「性的に満たされたい、満足したい」という意識です。
13g.jpg


スパンキングでなく、貞操器具によるオルガスム剥奪の例で考えると、男性の三層構造の心理がよくわかります。
貞操器具にロックされて・・・・つらい、「お願いします。出させてください。何でもします。」という行動。(第一層)
でも、貞操を支配され、思い通りの奴隷にされていく自分に興奮している。(第二層)
性的に満たされたい・・・今は、射精という物理的要素よりも、支配されているとい精神的要素に、より興奮している自分がいる。(第三層)

この第二層と第三層が自分の中でけんかすると、あるいはぎくしゃくすると、Mをやっていてつらくなってきます。

深層にあるものが表層に出てきてしまうと、満足できないものです。奴隷を思うミストレスが愛を込めてフェラチオしてあげたとしたら、奴隷は逆に醒めてしまうでしょう。ミストレスは奴隷を愛するが故に意地悪く、冷酷無情になります。それに奴隷が満たされるのですから。
時に、奴隷は満足を剥奪されることで満足するということすらあります。
やっぱり矛盾をかかえてますね。


コメントの投稿

非公開コメント

初めてコメントします

いつも拝読しておりますが、今日は思いきって初コメントします。
S女の心理にもう一つ、プラスさせてください。
私だけかも知れませんが…

自分が大切にしている相手、愛情を注いでいる相手が(自分の手によって)痛めつけられている。
それを不憫だと思い痛む自分の心。
それを味わって愉しむ気持ちもあります。

相手に自分を投影し苦しみをおぼえる自虐心。
…ん?これはM的要素でしょうか(笑)

こんにちは
コメントありがとうございます。
S女性からの視点、参考になります。

>自分が大切にしている相手、愛情を注いでいる相手が(自分の手によって)痛めつけられている。
それを不憫だと思い痛む自分の心。
それを味わって愉しむ気持ちもあります。

この辺は、M男性にはなかなか思いつかない部分だと感じました。

あと、相手に自分を投影するというのは、ちょっとわかります。私もしばしば自分を責める相手に乗り移っているような気になります。

気弱なM

ホントに変態M男の微妙な心理状態なんですよね・・・自分でも嫌になります・・・相手の理解はビンタして射精するなんて変態やね~ぇ程度で良いのかも知れません・・・理解出来ないならそれ以上の付け足しのおかずみたいな言葉とか世間話みたいな此方が冷めてしまう様な話をしながらのビンタなんて・・・せっかく勃起したオチンコが萎えちゃうんだ・・・デリケートなオチンコと脳味噌なモノで・・・射精なんか無くッてもエッチな雰囲気だけでホントに満足できる時が多いのにサービスしてくれようとか考えちゃうのか・・・要求するのもMとして間違えてる気がするから出来るだけしない様に心がけてたり・・・貴女の好きな事をして虐めて下さいって文字通りに言ってみてもなかなか伝わらないんだわ・・・長い目で見ないと仕方が無いんだわ、奥様を女王様にお育てするのっておこがましいが・・・出来るならしてみたいんだよ・・・

>自分を責める相手に乗り移っているような

M男性も逆にそんな心境になるのですね!
詳しくお教えいただきたいです。

下記たつやさんのコメントを拝見いたしますと、S女がM男に自己投影するというのは、ドマゾの皆様には白ける話かもしれませんね(笑)。

たつやさんへ

たつやさん、
私もほとんど同じようなことを考えてますよ。
一番つらいのは、盛り上がりそうな場面で、全然Sとは関係ないような方向の話題を切り出されちゃったとき。あるいは、サービス心見え見えの時(その気持ちはありがたいとは思うんだけど)

あと、つくづく感じるのは、脳味噌の活動と、股間のものの元気さは、ほんと反比例ですね(笑)

Cさんへ

誰の言葉だか忘れましたが、
「マゾヒズムは、自己に向けられたサディズムである」
というのを読みました。
昔から、ある面自分はサディスティックな面も持っているなというのは感じてきました。

感覚としては、もう1人の自分がドミナの背後霊のようになって、
「もっとやっちゃえ」
と言ってるみたいな感じ。
これって私独特のものなのかな?
sidetitleプロフィールsidetitle

kaisub

Author:kaisub
既婚のサブミッシブ(M)男性です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleメールはこちらからsidetitle

名前:
メール:
件名:
本文:

sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QRコード