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久々のエントリーになってしまいました。
これは、夫のカミングアウトを受けた奥さんの反応です。
エリスさんのお答えは、さすが、すばらしい。
我々のことをよくわかっていらっしゃる。
Q. サットン女史、私は怒っています。 私はあなた、あるいは私の夫、あるいは社会に対して、誰に対して怒ったらいいのか・・・私は混乱しています。
私たちは12年間幸せな結婚生活を送ってきました。ところが出し抜けに、彼は決心して、私に服従しなければならないと私に話したのです。
最近、彼は素晴らしい態度でした。何かが起こったことには気づいていました。彼は家の中の煩わしい仕事を熱心にやりました。そして彼はいつもできるだけ私にサービスしようとしていました。彼は、私にマッサージをして、そして私を入浴させようと申し出て、私の足にマッサージをしてくれました。そして彼はセックスの間に私を上位にさせたのです。
私たちはいつも親密な関係を楽しみました。しかし彼が私にサービスしようとする態度は度を超していました。そのために、私は彼に何が起きたのか尋ねることに決めました。 彼は、自分が支配的な女性に仕える必要があるサブミッシブな男であると、私に告白したのです。
彼はどこかに行き、そして彼がバレンタインデーのために私に贈ることを計画していたプレゼントの包みを開けました。彼は本当はクリスマスに私にそれを贈ろうとしていました。しかし、彼はこわくなってやめてしまったのです。私は包みを開きました。そしてそれはむち、革ランジェリーと女性の支配についての「How To」本も入っていました。また、あなたのウェブサイトからプリントした少数の論文を含んでいました。
私はどう反応していいかわかりませんでした。私はショックを受けて、ぼう然として、そして腹を立てました。彼は私が受容的でないのにすぐ気づき、謝りました。そして彼は私にそれのことを忘れてくれるように言いました。
忘れることなんてできますか? 彼が私にこんなことを持ちかけたなんて、忘れることができるわけないでしょう?
私は彼に「なぜ今になって、私に服従したいなんて言い出すの?」と、尋ねました。彼は、私に対していつもその欲求を持っていたのだけれど、私には秘密にしていたこと、そして、あなたのサイトを見て彼の小さなファンタジーを告白する勇気を得たと言いました。
私はあなたの本を何冊か読みました。そして私はあなたのウェブサイトも見ました。私が「あなたの妻に紹介する方法」についてのあなたの記事を見たとき、私は彼がどこから煩わしい仕事をしたり、私の足にマッサージをしたりするアイデアを得たか悟りました。
私はあなたに対して腹を立てました。一方では、私はあなたがこのテ-マにアプローチする知性的な、そして思いやりがある方法を正当に評価することもできます。しかし、私はあなたが私の夫のような男性たちに、彼らの妻を彼らの異常な空想に引きずり込むよう奨励しているのことは感心できません。
オーケー、今私は、夫が、革を身につけた女性の奴隷になる空想を持っていることを知っています。けれども彼が私が喜びそうなことを引き受けることで、多くの妻たちが喜ぶことを引き受けることで、なんとも容易に私を操って夫のファンタジーのオブジェクトにさせようとしたのです。
私は自分の結婚生活は問題がないものだと思っていました。しかし私は間違っていたと思います。
私たちは大いに愛し合い、そして幸せでした。しかし今、私には夫が以前とは違って見えるのです。私は彼に対して以前のような敬意を感じることができません。彼は恥じています。当然そう思うべきです。
私は、彼が私と対等であることを望まず、奴隷でありたいと望んでいる彼と、どう親密な関係を作れるというのでしょう。 彼が細々とした家事をしたり、あるいは私のために素晴らしい何かをしてくれたとしても、私は懐疑的になるでしょう。私は常に、彼が私に彼を支配させようとしているのだと思ってしまいます。
あなたはきわめて知的な女性です。私たちがどうしたらいいのか、なにかいい案はありませんか?
あるいは私の夫のしたことは、私たちの結婚に致命的なダメージだったということでしょうか?A. 怒りにもかかわらず、私に手紙を書く勇気を持ってくださって、ありがとうございます。
私はあなたの状態に同情することができます。あなたの心の中ではすべては順調だった、しかしあなたは夫の告白がそれを危ういものにしてしまったとあなたは感じています。
しかしながら、1分間だけでいいですから、発想の転換をしてみてください。
「彼の告白がなぜあなたを怒らせたのですか?」
私があなたの夫をわざわざ探し求めたのか?あるいは私が彼に私の哲学を押し付けたのか?
そうでないのなら私のサイトを根本の原因とする考えは取り除いてください。彼は間違いなくあなたの陰で女性の支配に関する資料を見る習癖を持っていて、そして私の場所を探し当てたのです。
彼は女性に拒絶される恐れのために隠しておかなければならなかった彼の持つ習癖を、愛する女性と共有できるかもしれないという希望を与える私のアプローチに引きつけられたのです。
彼の告白に対するあなたの反応は、彼が拒絶を恐れてきたことが当然であると納得させるものでしょう。あなたの夫が、あなたが彼とライフスタイル両方ともを拒絶するかもしれないという恐れにもかかわらず、密かに切望していたライフスタイルをあなたに紹介したのは、ものすごい勇気をふるったのです。
私はあなたの夫を守ろうとしているわけではありません。私が1度も会ったことのない彼の性格あるいは彼の動機づけについてコメントすることなどできません。
けれども聞いてください。
私が何年もの間に、(女性による支配を志向する)ライフスタイルを勇気を持って妻に告白するよう助言したにもかかわらず、それを拒否した男性たちがいました。彼らはその性癖を隠したままにすることを選択しました。
そして、最終的には、彼らは妻に内緒でプロのドミナトリックスを探し、通い出し、相当な金額をそれにつぎ込むことになりました。
今あなたはどちらの方を好ましいと思うでしょうか?
あなたに彼の心を打ち明けるほど十分あなたを信頼している夫か、あるいは拒絶される恐れからあなたに感情を隠して、そしてその代わりにもう1人の別な女性に彼の心を打ち明ける夫?
これは私が前にした質問の答えにつながるでしょう。
なぜあなたが彼の自白に腹を立てたのでしょうか? という。
あなたは、彼があなたを操って彼のファンタジーを実現しようとしたことで、あなたの幸せな結婚生活を危険にさらしたからだと言います。
私にはその説明は受け入れられません。おそらくそれはもっと深い問題です。
彼があなたに仕え始めたとき、なぜあなたは懐疑的になったのでしょう?
あなたが彼の隷属を受け入れることができなかったのは、あなたの拒否的な態度と懐疑心のためだったのではないでしょうか?
あなたは、彼の動機があなたを操ろうとしているのだと判断しました。それは大いにあなた自身を物語っています。あなたは彼が、あなたを普通でない性的なファンタジーの実現の意図の上に行ったと断定しました。あなたの中では、彼が本当にあなたに仕え、サービスしたかったのだという考えが浮かばなかったのです。
なぜあなたは彼をそう決めつけたのですか?
もしあなたがその質問に答えることができるなら、あなたが腹を立てた理由が理解できるでしょう。
この質問は、私に答えさせてください。なぜなら私は以前、同じように腹を立てた他の女性を知っているからです。
あなたは過去に男性たちにどのように扱われたかによって懐疑心が生まれてしまったのです。
あなたはかつて何でも素直に受け入れる希望に満ちた若い女性でした。けれども何年もの間に、あなたは男性たちによって操られ、失望して、あなたの信頼と希望は冷笑的な態度と懐疑心に変わりました。
あなたは、男性が下心なしにあなたを大事に扱ってくれることなどあり得ないと信じるようになりました。基本的に男性たちは信頼できるはずがないという事実に、あなたの心はかたくなになりました。
私はあなたの判断に同意し、そしてあなたに共感することができます。
しかしながら、あなたが考慮に入れ損ねているものは男性たちの本来持つサブミッシブな性質です。
男性たちは女性たちに管理される必要があります。そして男性たちは女性たちによって懲戒されて、そして訓練される必要があります。夫は妻の権威の下にいる必要があります。
あなたの夫はこれを認識します。そして彼はあなたにこれを話そうとしています。彼はあなたにコントロールしてほしいのです。本当に性的な空想の充足のためにではなく(もちろんいくらかはそれもありますが)むしろ彼が、女性の強い、そして優しい手で彼の生活を支配して、そして彼の日常を保つことを必要としているので、彼はあなたに従うことを望むのです。
男性たちはそれを必要としているのです。彼らが少年だった頃、彼らが従うべき女性の権威を必要としていました。そして、彼らは今でも妻の権威の下にいることが必要なのです。男性たちは成長するにつれて、それを切望するようになります。
あなたの夫があなたにプレゼントを贈ったとき、あなたは腹を立てました。なぜならあなたの心にあった男性への不信がそうさせたのです。
あなたの心は傷つきました。なぜならあなたの心の一部はあなたを愛し、崇拝する気持ちだけであなたを女王のように扱ってほしかったからです。革ランジェリーの贈り物とむちがあなたを失望させ、傷つけたのは、あなたが過去の経験によるものなのです。あなたは彼の贈り物の意味を考え続けました。あなたは過去の傷つきと失望のために早合点してしまったのです。
あなたは何度も過去になんと幸せな結婚を持っていたかと言っています。あなたはそれを私に言っているのですか?それともあなた自身に言い聞かせているのですか?
私はあなたがあなたの夫と愛し合う関係を持っていたことは疑いません。しかし、少なくとも彼の側では明らかに何かが欠落していたのです。
私は彼がこのライフスタイルをあなたに紹介しようとすることによって、心からあなたとつながろうとしていたのだと信じます。彼はこれにあなたが応じてくれるチャンスだと思い、危険を承知で決断したのです。今、彼はあなたの回答を甘んじて受け入れなくてはなりません。
あなたは私のアドバイスを求めました。そこで私はあなたにそれを贈ろうと思います。
あなたが、もう元には戻れないだろうと思っているのは正しいと思います。彼の自白は永久にあなたたちの関係を変えてしまったのです。
しかしながら、それをどのような変化にするかはあなた次第です。ポジティブな変化にすることもできるのです。
あなたへの私のアドバイスは、この機会に、彼の服従を利用して彼をあなたが望むような夫にさせるべく訓練するべきだということです。革とむちなどはおいといて、ひたすら彼の隷属に注目してください。彼の動機が純粋であることを証明するチャンスを与えてやってください。
彼があなたの必要とすることに気を配り、そしてあなたのために煩わしい仕事を引き受けた時、おそらくあなたはそれを楽しんだに違いありません。何が彼に動機付けをしているかなんて気にすることはないのです。賢明な女性なら、彼女の男に動機付けを与えるのが何かわかるでしょう。そして彼女はそれを、彼を訓練するために使うでしょう。
もし少しは革を身につけて、むちを使ってみて、それが彼があなたを女王のように扱い、あなたの権威に従う動機付けになるのならそれを使ってみればいいのです。
結婚生活は、パートナー同士がお互いに与え合うことによって満たされるwin/winの関係ではありませんか? 彼があなたの必要を満たそうとする動機づけを提供するために、彼が必要とするものを与えてやってください。
彼はあなたを女王のように扱いたいのです。彼はあなたに服従したいのです。彼はあなたを崇拝したいのです。
それはあなたが彼をあなたの思い通りに導いていくことにつながります。これはあなたに多くの満足感と充足感をもたらすでしょう。なぜ遠慮せずにそれをやってみようとしないのですか? あなたはよりよい結婚生活、さらにはより満たされた関係を得ることができるのです。
この女性、強いものを持ってるなあって感じます。
いったん納得してくれたら、すばらしいドミナント妻になったのではないでしょうか!
こんばんは。
サットン女史はあい変わらず強よくて素晴らしい女性ですね。感嘆いたします。
言っていることはMな私などはよく理解できます。しかしこの関係になった時、これからどうなっていくかわからない2人の関係にこの女性は不安を感じているのでしょうね。
今まででもうまくいっているのに、なぜ変化させなければいけないのか?ボンヤリとわかっているけど、実際に鞭を持つ自分と打たれる夫を俯瞰で想像をしたときなどたえられるのか?自分がうまくできなくて関係が壊れてしまわないかとか?色々考えているんでしょうね。
夫も勇気をもって奥様と向き合う決心をした。でもそれをぶつけられた奥様も少々気の毒に感じます。またバレンタインのプレゼントなどは自分の欲望や願望を満たすものをプレゼントしたようにみえて私は少々不快でしたが、夫は夢中で突き進んでいる最中で奥様の気持ちまで見えなかったのかな?
うまく書けませんが、この奥様の戸惑いや不安が、カミングアウトのタイミングやもって行き方の難しさを感じました。
うまく言えませんが、この奥様の気持ち、私は、理解できるし、同情します。同時に、男性の気持ちにも同情します。
ファンタジーを持つのは悪いことだとは思いませんが、やはり、人に押し付けるべきではないと思います。
革やむちというのも、あまりにもステレオタイプのイメージだと思います。
あるファンタジーを持つ人のカミングアウトに付き合い、理解しようと努めましたが、その人は、私が女性上位以外の話題をすることには、「興味がない」と言い、返信もしません。
話題を女性上位の話題だけに限定されます。
それ以外にも、まるで、主従が逆転してしまっているのではないかと思うこともあります。
結局は、都合の良いように利用されるだけ、という気がします。
着るものにしたって、男性と女性の好みは違います。
それを、いつも、男性好みの物にするのは、息が詰まります。
もっと、ピンクとか、黄色とか、オレンジとか、華やかな色の下着や洋服が好きなのです。
パンストだって、黒のミラキャラットよりも、FRANTICAのラメラインパンストの方が華やかでずっと明るい、楽しい気持ちになれます。
興味のあることも、常に新しい世界を求めて、色々なことを吸収しています。
そういう新しい世界を共有したくてその話をしても、女性上位の話題だけに限定されるのは、やはり、息が詰まります。
女性は、少なからず、自分自身がプリンセスのように扱われることや、白馬の王子さまとのロマンスに憧れる部分があるのではないかと思いますが、そういうファンタジーを男性に求めるかと言うと、そうではないのではないかと思います。
本当の愛とは何でしょうか?
こんにちは
この男性はせっかく勇気を出してカミングアウトしたのに妻に拒絶されてしまって、気の毒だと思います。
ただ、ちょっと女性である奥さんの気持ちを十分思いやるよりも、自分のファンタジーが先走ってしまったかなっていう感じはありますね。
バレンタインのプレゼントに関しては、ミチルさんの意見と同じです。これはちょっと冒険に過ぎましたね。おそらく奥様に奉仕していていい感じだったので、奥さんも支配モードになってきていると勘違いしてしまったのでしょう。
女性がちやほやされたりサービスされたりするのを喜ぶのと支配的な立場を受け入れるのは、近いところにあっても同じではないということなのですね。
ただ、この奥さんには
>あなたは何度も過去になんと幸せな結婚を持っていたかと言っています。あなたはそれを私に言っているのですか?それともあなた自身に言い聞かせているのですか?
私はあなたがあなたの夫と愛し合う関係を持っていたことは疑いません。しかし、少なくとも彼の側では明らかに何かが欠落していたのです。
この部分はしっかり受け止めてもらいたいなって感じます。
それにしても、ここでのサットン女史、かなりアグレッシブに来てますね。
こんにちは
女性の立場からのご意見、やっぱり勉強になります。
パンスト女神さんの体験を書かれていましたが、私が次に書こうとしていた内容とほとんど一致することでした。
>あるファンタジーを持つ人のカミングアウトに付き合い、理解しようと努めましたが、その人は、私が女性上位以外の話題をすることには、「興味がない」と言い、返信もしません。
話題を女性上位の話題だけに限定されます。
その男性の求めるものと相手の女性が求めているものが決定的にすれ違っているのですね。そのすれ違いを一言で言うなら
「被虐」と「サービス」
ということになるかと思います。
D/sは、ざっくりと2つの要素に分けると「被虐」と「サービス」に分かれると私は考えます。
男性の側はだいたい被虐のファンタジーに興奮します。しかし、女性の側が楽しむのは、ほとんどはサービスの方なのでしょう。
あとは、どれだけ相手のことを考え、思いやる能力と気持ちがあるかどうか。
おそらくこれは普通の恋愛と全く同じなのではないでしょうかね。
ただ、FemDomの場合は、男性の方からカミングアウトすることが多いのですから、男性の方が女性に尽くし、サービスすることから入る方がいいのに、その逆をやる人が多いのでしょう。
この質問での夫も、もう少し奥さんの気持ちに探りを入れながら、「奥さんの満足」という視点を大事にして、時間を掛けてカミングアウトしていったら受け入れてもらえたかもしれないなとも思います。
でも、夫婦って、「わかってくれるだろ」みたいな楽観がどこか出やすいので、それが事態を悪くしたのかもしれません。