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かかあ天下とFemDom



最近、ちょっと考えていることがあります。

「かかあ天下」と、「Female Domination」(FemDom)の違いはどこにあるんだろうって。

以前は、悩むまでもなく、明快に答えを出していました。
それが、「セクシュアルであるかどうか」というはっきりとした違いがあると理解していたのです。
寝室で責められるのがFemDom、台所やリビングで文句を言われるのがかかあ天下。
手に鞭を持って命令するのがFemDom、手に電卓、あるいは家計簿なんかを持って命令するのがかかあ天下。
実生活と関係ないのがFemDom、実生活と関係あるのがかかあ天下。
革の衣装に身を包んでいるのがFemDom、エプロンつけているのがかかあ天下といった具合に。

しかし最近、区別、境界が、曖昧に感じられてならないのです。
「ひざまずきなさい。」
「裸になって四つんばいになりなさい。」
「靴を舐めなさい。」
といったことを言われたら、もちろん興奮します。

でも、日常の生活の中で、きついことを言われたとしたら、どうでしょう。
「なにやってるの、しっかりしなさいよ。」
「ほら、私の言ったとおりにしないとだめでしょ。」
「ふざけないで。おこるわよ。」
・・・・・
私の場合、こんなこと言われたら、状況にもよるのかもしれませんが、ちょっと興奮してしまいそうです。
これって、全然セクシャルな言葉じゃないですよね。
でも、立場、力関係そのものに感じてしまいそうです。こんなのって、私だけでしょうか。
私の場合、FemDomと、かかあ天下の明確な区別をつけるのは本当にむずかしいのです。

所有物



この体験談は、「所有物」というのがひとつのキーワードになっています。
この男性は、何よりも、自分が「所有物」であることに興奮しているように思います。自分が誰かの所有物であるというのは、この上ない無力感を感じるものです。それがいいのでしょうね。


私は妻に支配され、妻の所有物となっている夫です。私は、彼女を愛し、尊敬していますが、同様に、恐れ、おののいてもいます。

結婚前、彼女は私の結婚生活における地位を明確に規定しました。私は完全に彼女の定めたやり方に従わねばなりません。
彼女は、初めに1年間、私をトレーニングして、そして、次に1ヶ月間私を自由にさせました。彼女にすべてをゆだねる心の準備をさせたのです。

私は今、e-mail を書く、若干の自由を持っています。しかし彼女はいつでも私のe-mailへのアクセスを持っていて、そして私が書くものを見ることができます。もしも私が彼女が許可していないエリアをのぞいたりすると、厳重に罰せられます。
これは私にとって楽しいことではありません。しかし私は自分で自身を監視しなければなりません。彼女は私の監視をいつも続ける時間はありませんから。 時々私は彼女のところに行って、そして私が悪いことをしたかどうか尋ねます。そして彼女は私に、私が悪かったかどうか、そして私を許すかどうかを言い渡します。

私たちは大学時代に出会いました - 彼女は2歳年上でした- そして、その時、彼女は私の体を奪ったのです。
出会った初めに、彼女はセックスの魅力を使って、私を虜にしてしまいました。(その時、私はまだバージンだったのです)その後、彼女はどんどん私をサブミッシブに育てていきました。最後には、彼女の惨めな奴隷になってしまいました。
我々のセックスライフは主に、彼女の歓びと満足のためのもので、彼女がその気になったときだけ、私に喜びを施してくれます。 いつも私の頭の中は彼女のことでいっぱいになってしまっています。 私たちは結婚前に同居したので、彼女は易々と私を思い通りにしていきました。

私たちが結婚したとき、彼女に我々の生活のすべての完全な決定権、支配権を与える契約に、私はサインしました。(我々の財政、家、など、彼女の所有になります)
私の給料は彼女に引き渡されました。そして彼女は楽しみではなく、移動と食事が行えるだけの手当を私に与えました。 彼女は、投資と法律に長け、天才的です。私の給料は適切にに、上手に使われます。 彼女は私に服を着せて、私が何を食べて、そして飲むかを決めます。そして、彼女の思い通り、私は彼女の下働き、従者、そして恋人として仕えます。

結婚契約と許可証は、そのまま夫を妻の奴隷にしました。夫が妻に拘束されることが合法となり、彼女がそれを適用して所有権を持つことになるからです。 私たちの結婚式、それにその夜のベッドでの新婚の契りの中で、私は自分の無力さ、そして彼女の奴隷夫として生きていくことを実感しました。

私の愛する妻は、数年前にブルホイップを買い、私に使っています。これは私も興味を持ちました。
私たちには、このライフスタイルを持つ別なカップルの知り合いがいます。 彼は革職人で、私の妻に合わせた仕様のブルホイップを作ることを申し出ました。そして、それは恐ろしい武器になりました。 それは私に強烈な痛みをもたらすものであり、それについて妻が楽しげに話しているのを聞くのは、私には愉快ではありません。
ブルホイップの叩き初めは、私たちの友人の厩舎で行われました。私は手首を縛られて吊され、足も縛られました。
これは、彼女が望んだことは何でも私にできるということを、私に思い知らせるために行ったに違いありません。私は彼女の夫であり、そして彼女の所有物です。 私の体は彼女のもので、彼女が自由に扱えるものなのです。
私たちのつきあっている友人たちが、座って、そして見守る前で、私を辱めるために妻は私を打ち据えました。 妻はまんべんなく打つために、私に体を回転させることまで要求してきました。 私はその日、本当に涙を流してしまいましたが、ほとんど泣き叫ぶことはせずにすみました。

私は、私の妻のトレーニング摂生のおかげで、頑丈な、筋骨たくましい男性です。 私の妻は同様に、ある程度ボディービルで鍛えており、彼女の肩、背中、そして腕、すべて非常に筋肉が付いていて、しかしそれでも非常に女性的な体です。
私は彼女を敬愛して、そして彼女に私の舌でお仕えすることになっているとき、これは私にとって、素晴らしいスリルです。
彼女は常に革ひも、クロップと、もっとも恐ろしいトウを用意しています。私が奉仕で粗相をすると、尻に厳しくお仕置きをされます。甚だしい無礼があったときなど、本気でCBT(男性器への懲戒)をします。
今はそんなことはなくなりました。でも、私は彼女の所有物なのです。



Female Dominationの、心理的な歓びに満ちた体験談だと思います。
ここまで純粋に精神的要素にすべてを捧げるというのも、ある意味、すごく「変態」といえるのではないでしょうか。

出て行くか、あるいは・・



ストラップオンの体験談です。
途中、「出て行くか、あるいは・・・」と迫られるところが妙に気に入っているんですが。
なお、インタビュー形式になっていて、それ以外の解説は、エリス・サットンさんのものです。


ストラップオン


シンディが、彼女の結婚生活の支配者になったプロセスは、どう見ても普通ではありませんでした。
彼女の夫が稼ぎ手であった時は、彼女は家事をしていました。
シンディーは強い性格を持っています。そして彼女は常に彼女の夫が優秀であることを期待しました。 シンディは美徳とされる辛抱強さを持っていませんでした。
シンディーは伝統的な妻であるために最善を試みました。しかし家庭の中で彼女は自分が仕切るのが一番いいと感じ出しました。

彼女の夫が失業したとき、シンディは再就職しました。それが永久に彼女らの結婚の力学を変えてしまったのです。

「私は、責任ある仕事を任されることで、自分の存在の重みを感じました。そして、周りの大人と協働することのすばらしさに、魅了されていきました。 同時に、男性にも! ハンサムな、頭が良い、面白い男性と私はよくいちゃついていました。 今まで私の夫は私のことほったらかしていました。 この新しい注目のされ方は、私の存在を再発見させ、を生き生きとさせました。 私はもう主婦に戻りたくなんてありませんでした!」

家で、シンディは、夫にいろいろなことを要求するようになりました。

「私は家の中のことについて細々小言を言いました。 何もかもが不満で我慢ならなかったのです。 私の夫は、私が家事をしていたとき以上に、私のますます厳しい要求を満たすために死にもの狂いに働いていました。 彼はひたすらそれをしました。そして私は彼に指示を与える立場に非常に満足していました。 彼は決して逆らいもせず、文句も言いませんでした。私は自分の権力に大いに満足しました。」

やがて、シンディの夫は彼が再就職の口を探そうと思うと口にしました。 彼は家事労働から逃れることを望みました。

「そんなことを許すのは、私は我慢できませんでした。もし彼が仕事を見いだしたなら、彼は再び自己主張しようとするかもしれません。そんなことは許せない、と私は思いました。 それで私は何かいい方法はないかとインターネットを検索しました。 私は劇的な、そして決定的な手段を探していました。 そして、私はストラップオンディルドーを選択しました。」

ストラップオンは彼女が男性のペニスのように形づくられたゴムあるいはシリコンペニスを女性のウエストの周り、あるいは彼女の股の上に装着する道具です。 ペニスの長さと太さは小さなものから大変大きなものまでいろいろあります。 ペニスを身につけている女性の姿は、時には男性をパニック状態に陥れるかもしれません。けれどもサブミッシブ男性にとって、ストラップオンを身につけている女性のイメージは、彼自身が屈服し、圧倒される思いに興奮するものなのです。

「ある夜、子供たちがぐっすり眠ってから、私は夫を寝室に連れて来ました。 私はとことんセクシーに見えました。しかし、態度は真剣で、そして厳しかったです。 私は黒いブラ、黒い革のひざ丈のスカートとハイヒールのパンプスの上に白い透けたブラウスを着ていました。 私は夫に裸になるよう命じました。 彼は、私たちがちょっと変わった方法でセックスをしようとしていると思ったに違いありません。しかし私は別の考えを持っていました。
私はスカートを持ち上げて、そしてディルドーを見せました。 彼が話す前に、私は彼を愛しているし、彼の面倒を見ていくつもりだといいました。しかし、彼の生活の大半は、主夫として、使用人としてあるべきだと言いました。
私は彼に、ベッドのなかで私を満足させられないなら、私の体に触れさせないであろうこと、また、いつでも、私が他のセックスパートナーを探すであろうと言いました。

私のウエストにひもで結び付けられたディルドーをさすりながら、私は彼に、どちらかを選ぶように言いました。
荷物をまとめて、出て行くか、
あるいはベッドの上に四つんばいになって、そして大きく足を広げるか。
私は、生活の中での彼の新しいステータスを象徴するセレモニーをこれから行うつもりだと言い渡しました。
彼は考え直してくれるよう私に嘆願し始めました。しかし私は、四つんばいになるのか、あるいは出て行くのか迫りました。
もちろん、彼は避けられない運命を受け入れ、ベッドの上に四つんばいになって、そして彼のミストレスである私に犯られるポジションを取りました。
私は彼を犯りました。そして私はそれをたっぷり楽しみました。

私の夫は今、従順な家事担当者で、世話人です。 私は週に1度の修正セッションを持ちます。 彼は毎週木曜日の夜に、覆いがないベッドの上に四つんばいになります。そして私は私のリストを再検討します。 罰は、パドルでたっぷり叩くか、時にはディルドーまで使います。」

今までで最も大きい進歩の1つが、女性の支配ライフスタイルの中にストラップオンディルドーの導入でした。 この行為は、たぶんパドルで打ったり鞭で打ったりする以上に、女性を解放しました。 なぜでしょう。 ストラップオンプレーの心理的効果です。女性は、以前の男性の優越のシンボルを、行使する存在になっています。 今や女性は責める側で、男性は受け入れる側なのです。

ストラップオンプレーは精神のセックスです。 女性たちはなぜそれほどそれが好きなのでしょう? それは素晴らしい、そして重要な問題です。 女性のウエストの周りにひもで結び付けられたゴムペニスは、生命がないオブジェクトです。 それで女性が同時に彼女を刺激することができる馬具のタイプを購入しない限り、彼女はストラップオンプレーの間に身体の喜びにほとんど感じていません。 それでも、多くの女性たちが、精神的な刺激と、それがそれらに提供する精神的な喜びのためにそれをすることを好むのです。 この行為の間に起こる、信じ難いほどの「権力交換」(Power Exchange)があります。そして、精神的な刺激は通常身体の喜びが提供することができるどんな陶酔感をも凌駕するものなのです。 それは女性のために素晴らしいセクシュアルな前戯にもなります。

女性たちはそれ自体が社会への主張であるということを見いだしています。 ストラップオンプレーが男性から、彼の男性らしさと男性的な個性を剥奪して、そして普通は彼を攻める女性に、彼の強さと彼の意志を譲渡してしまうのです。 女性は、彼女の男が抵抗を断念するのを感じることができます、そして彼女は彼が服従に溶けるのを感じます。 これは女性に信じ難いほどのパワーの陶酔感を与えるのです。 また、この行為の効果は普通はある程度の時間続きます。 この活動を受け入れる男は彼のドミナントの妻のそばで男性的であることはに困難です。 彼は通常、この行為の後、寝室の外でも、彼女に対しておとなしい、そしてサブミッシブです。




なお、一般に日本では「ペニバン」と呼びますよね。それでもいいんだけど、わざわざ訳し直すのも面倒なのでそのまま「ストラップオンディルドー」としています。女性にはこちらの呼称の方が刺激が少なくていいかなとも思います。

守ってあげたい



ずいぶん前の松任谷由実のヒット曲、「守ってあげたい」を、ふと耳にしました。

  So, you don't have to worry, worry.
  守ってあげたい
  他には何一つ できなくてもいい
  'Cause I love you, 'Cause I love you. 

  So, you don't have to worry, worry.
  守ってあげたい
  あなたを苦しめる全てのことから
  'Cause I love you, 守ってあげたい

懐かしく聴きましたが、ふと思い出したことがあります。
その当時って、女性が男性のことを守ってあげたいっていう表現に、世間はずいぶん戸惑っていたのを覚えています。
守るといえば、男性が女性を守るもの、その逆なんて、ちょっと男はだらしないよ・・・なんて。
でも、今は、「それもありだよね」ぐらいの感じでけっこう普通に受け止められます。
男は無条件に強いものでした。いや、強いことを求められるものでした。
私のような者からすると、「いい世の中になったなあ」と思います。

あのころは、SMといったら当然男がS、女がMと決まってました。その逆なんてよほど奇異な目で見られる世の中でした。
今、SMの世界ではFemDomは、きちんと市民権を持ってますよね。
いやむしろ、S女、M男のブログの多さ、もしかしたら逆転しているのではないかと思えるほどです。(たぶん、実際はそんなことはないと思いますが)
これから先、この傾向はどんどんすすんでいくのでしょうか。
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kaisub

Author:kaisub
既婚のサブミッシブ(M)男性です。

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