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サブミッシブ




今回、久しぶりに訳したものを載せます。
実は、この体験談(正しくは、体験談を元に編集した物語)は、ずいぶん以前、Real Woman Don't Do Housework (RWDDH)のサイトで見つけたものです。その時は、特に興味を持ちませんでした。セクシュアルな場面が出てくるわけでもなく、ある夫が妻に自分の服従欲求を告白するというそれだけなのですから。
ところが、今、なぜかこの夫にひどく共感して、知らずに興奮している自分がいることに驚かされます。
エリス・サットンは、「心理こそが最高の性感帯」だと言っています。今はそれがすごくわかります。どういうプレイをするかという以前に、女性との力関係で、自分がひどく弱い立場にあると思うだけで興奮してしまいます。これがサブミッシブということなのでしょうね。


ボビーとラリー *

ボビーとラリーは7年間、普通の結婚生活を送っていました。
しかし、ボビーがtaeboエクササイズ(格闘技を取り入れたフィットネス)を始めたときから、なにかが変わり始めました。
ラリーは、ボビーがベッドの中で、前よりも積極的、能動的になり、また、普段も強い態度を取るようになってきたことに気付きました。もちろん、彼女がセックスに対して積極的になったことは、彼にとって楽しいことでした。彼は同時に、彼女の新しい自信ある態度に、自分自身の中に奇妙な新しい感情がこみ上げているのに気づきました。
彼の人生で初めて、なぜかはわからないけれど、彼女に屈し、服従したいという、抗いがたい衝動を感じたのです。 ごく普通に些細なことで彼女ともめたときでも、彼女に譲って、彼女の言うとおりにしたくなってしまうのでした。

ある日彼女が出張で不在の時に、彼は最近感じていた感情について知りたくて、Web を探索していました。 彼は 偶然、RWDDH ウェブサイトを見つけて、そして夢中になって見てしまいました。彼は家事に関する部分についてはともかくとして、彼はすぐに、これが彼の切望していた関係だということを悟りました。
彼は、生活のすべての局面で彼の妻に服従することを望みました。

彼は彼の感情を説明し、ウェブサイトを彼女に見せて、彼自身が彼女に服従することを申し出る長い e-mail をボビーにあてて書きました。 彼女が不在の間に、彼は家をきれいにしようという申し出さえしました。

夜、ボビーがホテルで e-mail を受け取って、読んでいるうちに、彼女はわくわくしました。
taeboを始めてから、彼女自身も同様に、今までにない不思議な気持ちを経験していたのです。彼女の人生で、彼女は初めての力強い感じを味わっていました。彼女は今まで、結婚生活を壊さないよう気を使いながら彼女自身を表現しようと努力していました。
彼女が RWDDH ウェブサイトへのリンクを見たとき、彼女は興味をそそられました。
ここには、彼女が彼女自身を表現することができる方法がありました。 ラリーも同様に彼女の変化を感じ、そしてすでにそれを受け入れていたことが、彼女をいっそう興奮させました。
今まで彼女は彼に家事を分担させることも考えました。でも、実際は、分担といっても彼女がやることになりがちでした。 彼女はもっと彼にやって欲しかったのですが、試みはむなしく終わっていました。でも、今回はちがうと思いました。

彼女は家に電話をしました。
ラリーは
「ハロー」
と応えました。
「ハイ、ラリー、ボビーよ」
と彼女が言いました。
「あなたの e-mail を受け取ったわ。」
数秒の沈黙がありました。そしてラリーは、構えたように、
「変に思わないで欲しいんだ。 ぼくはちょっとへんな気を起こしたのかもしれない。」
「そんなことないわ」
とボビーが答えました。
「読んでいて、本当に感動的だったわ。 でも、あなたはいつも本気だとは限らないから・・ あなた、本気でそう考えたの?」
再び、ラリーは少し言葉に詰まりました。
「ほんとうに、ただそう考えただけなんだ・・」。
「そう、私はとてもすてきな考えだと思ったわ」
「本当にそう思った?」
ラリーは期待で震え出しました。
「本当よ。 実際、私も最近、今までとはなにか違ったものを感じていたの。あなたの考えを2人で一緒に探求してみる価値があると思うわ。」
そして、ボビーは彼女の最も威厳ある声で言いました。
「私はあなたの申し出を受けるわ。
私はあなたに家をきれいに掃除してもらいたいの。そしてすべて皿を洗って、洗濯物を片づけておいてちょうだい。 私が帰ったとき、ちゃんとできていたら、しばらく2人きりで過ごしましょう。」
「はい、奥様!」
とラリーがちょっとおどけながら、喜びと少し恐れも入り交じった声で答えました。
「私は明日空港に到着するから、車で迎えに来てちょうだい。 あなたは私のフライトスケジュールを持っているわよね。 私は今回は送迎は必要ないと秘書に言っておくわ。 オーケー?」
と彼女が尋ねました。
「オーケー」
と彼が答えました。
「私は明日あなたを車で迎えに行きます。それまでに家をきれいにしておきます。 ああ神様、うまくいきすぎてこわいくらいです!」
「すぐに冷たいシャワーを浴びて、そして家を掃除し始めなさい」
とボビーが言いました。
「そしてラリー、もう1つ、あなたの引き出しの中にあるポルノ雑誌と、わたしたちのコンピュータにあるそういうたぐいの画像もすべて処分しておきなさい。あなたにはもう必要ないでしょう。」
ラリーはすこしたじろぎました。
「はい、奥様。」
「おやすみ、愛してるわ。」
と彼女が言いました。
「愛しています」
とラリーが答えました。

その夜、彼女はラリーのことを想像して、なかなか眠れませんでした。帰ったら、ラリーは家事に忙しくはたらくようになるのでしょう。 想像は、彼女をわくわくさせました。
彼女は、これはもしかしたらただの一時的なものなのかとも考えました。
しかし、そうではないと思い直しました。実は今までずっと感じていたものように思えました。そうなるのが自然なことに思われました。 それは正しいことだと感じました。

彼女は家庭の長としての自分を、しっかりと確立したいと思いました。
彼女はすでにラリーよりも多くの賃金を得ています。彼のコンサルティングの仕事は、彼女のキャリアをしのぐほどに成功してはいません。彼らの引退後の生活を保証するのは彼女のストックオプションでしょう。 家の支払いも彼女の収入によるものでした。
ならば、家計はすべて彼女が決定するべきではありませんか? ラリーはそれを認めるでしょうか? 彼女は再びログオンして、 RWDDH ウェブサイトを再び読んで、そして彼を説得することができるであろうことを確信しました。
実際、彼は、フルタイムとはいえない雇用なので、彼女の専業主夫にさせてしまう方がいいのではないですか? 彼は家をほとんど離れることなしに、家事をしながら時間を作って、コンサルティングのビジネスを続けることもできます。

彼女は座って、そして彼女がこれから変えていきたいことのリストを作りました。 彼女は今、主導権を握っています。
すべては変わろうとしていました。


おそらくほとんどの人は、おもしろくもなんともないでしょう?

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読んでいて興奮しました。
続きがあれば お願いします。

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心理戦

行き着く所は心理戦なんでしょうね。興味深い記事でした。

女性専用便器さんへ

コメントどうも。
残念ながら続きはありません。
またそのうちこういった受けそうにないサブミッシブものを訳してみたいと思ってますのでお楽しみに。

みにちさんへ

心理戦・・・そうですね。
元々屈服したいのがサブミッシブですから、屈折した心理戦ですね。

心理戦かぁ^^気持ち次第なんだよな^^エッチな気分が乗ってればどんな事も出来ちゃう気がする^^
土下座するのなんか親子でも仕事でもした事無いのにやっちゃうし^^オシッコ飲んじゃうのも好きだからだし^^頭にかけてって言っても奥様が「禿げちゃわない?」ってやってくんないし^^
 でも奥様のサービスのつもりだったんだろうけど^^馬になりな^^跨ってそのまんまオシッコしたげるってやってくれたけど^^なんだか違う気がしたなぁ^^奥様の気分が良ければいいかと思ってるけど^^

たつやMさんへ

心理戦とはいえ、ミストレスは奴隷にサービスしすぎると奴隷の方がしらけてしまうという微妙なものがありますが、それはカップルによって様々。
たつやさんのところは、サービスでもお互いいい感じで関係作れているからうらやましいですね。
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既婚のサブミッシブ(M)男性です。

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