女優、沢尻エリカの離婚騒動に関するニュースが盛んに報道されています。
今回の騒動は、「べつに・・・」の時とはちょっと違ったものを感じています。あの時は、「エリカ様」とか言われて、高飛車な挑戦的な態度をさんざんに叩かれていました。でも、どう見ても「世間知らずな女の子がドジやったな」という印象でした。和田アキ子あたりが「何様のつもりだ」とか言って憤慨してましたが、「ああ、叩かれたな~、叩かれるだろうなああれじゃ。」という感想で終わりました。私の中では。
今回の離婚騒動では、もっと図太く、したたかなものを感じます。沢尻エリカが一方的に離婚を言い渡し、夫の方はおろおろするばかり。完全な女性主導、強い女と弱い男の離婚劇という構図が展開しているかのように映ります。
彼女の目つき、顔つきを見ても、堂々としていて、「男なんて私にかかればこんなモンよ」とでも言いたげな態度です。
強くて高飛車、女王様然としたものを感じるのはおそらく私だけではないでしょう。
しかしです。
そんなものを感じながら、強い女性、支配的な女性が好きな私ではありながら、
私はこの人が嫌いだなと思います。
「弱い私を守ってほしいの」みたいな媚びを売る女性は好きじゃありません。強い女性が好きだなあと普段思ってはいるのですが、それでも、この沢尻エリカという「強い女性」に、どうしても好感を持てないのです。
この人にむち打たれたいとは思わないし、ひざまずいてお仕えしたいなんていう気は全然起こりません。
私の中での結論です。
どんな女性でも、強ければ、尊大に構えていればミストレスとして惹かれるわけではないということ。
それプラスマイナス自分の好み、自分のこだわりのようなものが作用して、魅力を感じたり、感じなかったりなんだろうと思います。
私の好みは、ヒステリックに怒って気まぐれにムチを振り回す小娘のような女性でなく、余裕綽々で男をひざまずかせて支配し、残酷な微笑みを浮かべながら男をいたぶり、責めなぶっていく・・・そんな女性です。
だから沢尻エリカにはミストレスとしてあこがれないのでしょうね。きっと。