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エリス・サットンのQ&Aからです。
読んでいて、「うーん、あるある」てな感じ。
夫が妻に対して一貫してサブミッシブでいられるか?
なかなかに難しい問題ですね。
Q. 親愛なるエリス、私は現在あなたの本「女性の支配」("Female Domination")を読んでいます。そしてそれは本当に面白いです。
私は私自身の関係を発展させることに関してあなたのアドバイスを必要としていると思います。
私はおよそ6年間、今のボーイフレンドと付き合っています。彼はいつも気がよく、そしていつも私を喜ばせようとしてくれます。
彼は私が寝室で主導権を握ることを楽ませ、そして一度も逆らったことがありません。
私は彼に、もっとサブミッシブで、そして寝室の外でも私に対して気遣って欲しいです。
私は彼にこれをどうやってほのめかしていけばいいかわからないのです。 私は矛盾したことをして、彼を混乱させたくないのです。
例えば、どのように彼の友人たちと付き合うべきか、私はアドバイスを必要とします。
友人のカップルは、みな男性が関係の主導権を握っています。私は彼らとの付き合いの中でいらだつことがあります。男性たちが私に対して優越的な態度を取るときです。そして、私のボーイフレンドも、そんなとき私に対して優越的、支配的な態度を取り出すのです。
私は彼のこういった行動をやめさせたいと思っています。彼は、私に対してどう振る舞えばいいか、よくわかっているはずなのに仲間といるとそれをしないのです。
私は彼に対してどのようにすればいいのかアドバイスがほしいのです。
もし必要ならもっと詳しくお話しします。
どうか私にアドバイスしてください。
よろしくお願いします。A. 私たちが生きていく中で、本を読むこと、人と接することは避けていくことはできません。特に人と接することでの影響は逃れることができないのです。だからこそ、親密な友達は心して選ぶべきです。
私は 以前、FemDom グループに夫と共に参加した女性から手紙をもらいました。彼女は毎月行われるプレーパーティーでのグループD&Sセッションがいやで、やめようかと考えていました。しかしながら、彼女はグループの他のカップルとのつながりを失いたくありませんでした。彼女らと定例会以外の場での付き合いもしていましたから。
このグループは毎月の定例会でのグループセッションの外に、D&S以外の活動もしていたので、うまくいっていました。女性たちは隔週に昼食を共にしました。あるいは一緒に買い物に行くこともしました。男たちは一緒にボールゲームに行ったり何か他の「男の活動」に行くこともあります。そしてカップルは定期的に夕食会を開きます。これが相互の関係を作りました。そして、それが彼女と彼女の夫によい影響を与えていたのです。私に手紙を書いた女性はこのつながりを失いたくなかったのです。
彼女は、他のドミナント女性たちと共に過ごす中でドミナント女性として成長していました。同じく、他のサブミッシブの夫は彼女の夫によい影響を与えていました。彼女は、これらの人々と、いわゆる「普通の活動」をすることが好きでした。 彼女はグループセッションで、革を身につけて、彼女の夫を裸にしてみんなの前に晒すのが心地よくなかったのです。彼女はプライベートを大事にする人でした。そして彼女は彼女の性生活をプライベートなままにしておきたかったのです。
私の彼女へのアドバイスは、グループにそれを正直に話して、そしてプレーパーティーに出席するのをやめ、毎月の定例会以外のグループでの交流を続けさせてもらうということでした。彼女はグループがこのことについて理解を示し、そして彼女がまだグループの何組かのカップルとの親密な関係を楽しむことができることを知りました。
今、あなたはグループに参加しているという利点はありませんが、女性が強い、支配的、フェミニスト、夫がサブミッシブで、少なくとも妻に敬意を持って接することを要求するか、夫に女性を崇拝させているといった女性を見つけることは可能です。たとえ彼女らが公然と FemDom ライフスタイルを実践していないとしても、今日サブミッシブの男性たちと結婚している攻撃的な女性たちを見いだすことはあまり難しくありません。あなたはD&Sあるいはセックスについて論じなくても、他の関心に基づいた友情を築くことができます。
重要なことは、男性が女性を尊重し、そして女性が敬意をもって扱われるということです。
もしあなたが支配的なものを感じる女性、あるいはあなたと肌が合うと感じる女性に出会ったなら、あなたと夫との夕食に彼女を誘ってみましょう。そしてもし彼女が結婚しているなら、彼女の夫も同様に誘いましょう。
もしあなたの現在の友人たちがあなたの夫に悪い影響を及ぼすようなら、新たな友情関係を作り出すべきです。あなたとあなたの夫がテレビで見る、あるいはラジオで聞くことに気を止めてみましょう。あるいは本や雑誌、インターネット上も。至る所から家父長制システムの情報があなたの生活に入り込んで来ようとしています。
あなたの心をガードして、そして宝物を守るようにあなたの夫の心もガードしてください。
女性が主導する関係は家父長制の伝統によって攻撃されるでしょう。好ましくない影響を受ける必要はありません。
あなたは家族、あるいは同僚を選ぶことができません。しかし、あなたは友人を選ぶことができます。そしてあなたはメディアを通してなにをあなたの目と耳に入れるかを決めることができます。
あなたの環境を変えることによって、あなたはあなたの態度とあなたの夫の態度両方を変えることができるでしょう。
それではお元気で。個人的には、寝室でのプレイの時だけ妻の前でひざまずいて卑屈になって、それでいて普段の生活ではふんぞり返って偉そうにしているといった夫にはなりたくないなあと思ってはいます。結局は夫も妻もプレイが味気なくなってくるでしょう。
日常との区別は必要だけど、関係としての一貫性も保ちたい・・・ここが難しいんですよね。
途中で出てきたFemDomのグループみたいのが日本でもあったら、支配に目覚める奥さんってそれなりにいると思うんですけど。プロフェッショナルな女王様との関係を離れたそういったコミュニティって日本では成り立ちにくいのかな。
お久しぶりです。以前にコメント投稿させていただきました。
今回、僕が悩んでいるテーマを投稿させていただくにはこのBlogがよいかなと思い、書かせていただきます。ご迷惑なら、すみません。
あるプロフェッショナルのドミナに7年間仕えました。クラブでプレイすることもありましたが、プライベートでの御調教もいただいていました。
御調教(プレイ)以外にもお食事をご一緒したり、僕の車に乗っていただいたり、お茶をしたりすることもありました。御調教以外の時間はとても優しく気遣いもしてくださり、気さくにいろいろな話をしてくださり
ました。ドミナのプライベートもある程度知っています。ただ、そういう時も、僕のことを「オマエ」とは呼ばれました。
僕が20歳ほど年上ですが、本当に好きになり(恋愛感情です)、その気持ちをお伝えしたこともあります。でも、マゾ奴隷として仕える立場でそんな気持ちを持つことは不遜なことなので、厳しい御調教でその思い上がりを踏み潰してくださいと申しあげたこともありましたが、そのときは「オマエの気持ちは分かっているし、嬉しい。でも、踏み潰してしまうより、その気持ちを持ったオマエを苛めて遊びたい」と正確な一言一句は憶えていませんが、そのようなことをおっしゃったと思います。
最近、そのドミナとの別れが来ました。遠いところに転居されることになったのです。その理由は彼女の御結婚です。SMに理解のあるいい人を見つけたので、プロの女王様も彼の地でしばらくは続けるとおっしゃっています。
遠くとは言っても日本国内なので、その気になれば会いに行って御調教をお願いすることもできます。また、こちらに戻ることがあったら連絡するから会おうともおっしゃってくださります。ただ、メールするのはいつも自分からで彼女からめったにありません。それはかまわないのですが、どうも気持ちが落ちつかず、寂しいし、せつないのです。自分の気持ちをよく分析してみるとそれは喪失感と彼女が他の男性(彼女に相応の年齢の男性らしいです)と結婚することへの嫉妬心だと気づきます。
マゾは、所有され、支配され、虐げられることに歓びを見いだすものです。しかし、恋愛感情は独占欲や所有欲と結びついていますし、嫉妬心も所有欲の反映だと思います。そういう自分の気持ちに悩んでいます。その気持ちの処理の仕方探して精神の荒野を彷徨っている感じです。
その気持ちの処理の仕方は、自分なりに考えると二通りあるように思います。ひとつは、彼女のことをきっぱり諦め忘れる努力をすること。もうひとつは、自分そのせつなさや嫉妬心も自らのマゾヒズムの要素として取り入れる方向です。彼女が夫と性交されているかもしれないと悶々とするとき、その性交の後にドミナへの御奉仕を許され、夫の精液までも舐めぬぐう自分のミジメさを妄想して、ミジメな状況の中にマゾの微かな歓びを探す方向です。
マゾなら後者が本道でしょうが、彼女が本当に好きなので、かなり心にダメージも受けます。
また、数ヶ月後には彼女と会えるかもしれません。会えるとおっしゃっています。そのとき、普通に食事でもいいし、苛めてほしいなら遊んでもやるとおっしゃっていました。
僕はどうすべきなのでしょう。一人でも多くのマゾ紳士やS女性のご意見を拝聴できますれば幸いです。本当に苦しい心中お察しください。
Miyutaさんこんにちは
長文コメント読ませていただきました。
簡単にコメントするにはちょっと重いなあという気がして、自分の生活とも比べ合わせながら考えてみました。あくまで私なりの考えとして書かせていただきます。
ドミナの女性とはすてきな時間を過ごされたのですね。とてもすてきな女性なのでしょう。Miyutaさんとの関係をポジティブに感じてらっしゃるのでしょうね。時間がたち、人生の次のステージへ踏み出そうとするお互いの食い違いなのかなと感じました。FemDomな関係をそのまま生活パートナーという関係に移行するというのは相当な勇気と決断がいるでしょう。また、年齢差が20歳ということは、普通はカップルとしてやっていくには年が離れすぎています。結婚、あるいは生活を共にするパートナーとして、彼女が別な方を選んだというのは、女性の立場に立ってみれば無理からぬことと思います。(Miyutaさんには厳しい言い方ですが)これはバニラ(ノーマル)な男女の関係でも何ら変わることはないと思うのです。むしろ、FemDomな関係で男性が20歳年上というのはより厳しいかもしれません。
それでもたまにあってもよいと言ってくださるのは、よほどよい関係を築いてくることができたということなのだと思います。それはとてもすてきなことなのだと思います。それだけに、Miyutaさんにとってはより切ないのでしょうね。
>その気持ちの処理の仕方は、自分なりに考えると二通りあるように思います。ひとつは、彼女のことをきっぱり諦め忘れる努力をすること。もうひとつは、自分そのせつなさや嫉妬心も自らのマゾヒズムの要素として取り入れる方向です。彼女が夫と性交されているかもしれないと悶々とするとき、その性交の後にドミナへの御奉仕を許され、夫の精液までも舐めぬぐう自分のミジメさを妄想して、ミジメな状況の中にマゾの微かな歓びを探す方向です。
Miyutaさんは後者が喜びとして受け入れられるでしょうか?サブミッシブの方にはそういう方がいらっしゃるようですが、Miyutaさんがそれを受け入れられるかどうかが問題のように思います。
それができないならきっぱりと忘れる努力ということになりますが、
Miyutaさんの心理的状態によってはもう一つの選択肢もあり得ると思います。
もしも現実を受け入れ、別なパートナーを探すぐらいの割り切りができたなら・・・・・
昔なじみのドミナと、あくまで割り切った関係としてすてきな時間を過ごすために時たま会うという選択肢です。文面を見る限りでは、ちょっと難しいかな?という感じはしますが。
Miyutaさんの苦しい心中お察しします。
あまり思い詰めないよう、リラックスできる時間を取って、具合など悪くしないようにしてください。
御丁寧な返信ありがとうございます。
ご迷惑なことしたのかと心配してました。
20歳の差は僕が選ばれなかった要因ひとつだと思います。
彼女からもそう言われたことがあります。
僕がだいたい55、彼女がだいたい35です。
彼女の後半の人生を考えれば、20歳上の僕が求婚するのは無責任だと思い、それは最初から諦めていました。
実は、僕も最近、再婚しました。そのことについて、いつも以上に厳しくお遊びいただき許しを請いながら泣き叫んだ後で、「今日の責めが厳しかった訳、わかる?」と聞かれたことがあり、僕がわかりませんと答えると「女の嫉妬はこわいのよ、なーんてね」とおっしゃたことあり、それやこれ、彼女の気持ちを最後まで完全に読むことはできませんでした。
自分から離れる決意もつかず、ドミナに貴女の御結婚や旦那さんのためにも僕を追放してください、と最近申し出たのですが、マゾは永遠の片思いでしょ、年に2回くらい苛めてやるからそれまで悶々と私のことを想っていなさいと言われました。
彼女が去ってから、沼正三などの文章を読み直し、無視され、忘却される苦しさに身を捩るマゾ、愛の一方通行、マゾは永遠の片思い、永遠に続く失恋などと言ったワードが頭の中に溢れています。
ドミナの慈愛と虐待、マゾにはどちらも憧憬ですが、厳しい鞭も長時間乗馬の使役の苦しさも、たとえば便器として使用されることさえも実は慈愛であり、無視や忘却の不安を与えること、マゾとしての孤独を強いることが虐待なのだと思うようになりました。
いずれ、別れは来るし、その日はそんなに遠くないかもしれませんが、
今はまだその時ではないようです。
ドミナに苛められるのを、彼女の夫に見物してお二人に嘲笑される妄想さえ発現するありさまです。